魚探用電源安定化への改善

前回ご紹介したローランスHDS導入には、実はもう一つの改善作業がありました。

HDS-12 Gen3HDS-9 Carbonを取り付け、確認のため3台の魚探を電源ONにしたところ、エレキ側に取り付けたHDS-12 Gen3動作が不安定となり、電源が落ちてしまう症状が発生しました。バッテリーターミナル及び魚探電源ケーブルの接続状態を確認するも問題無し。バッテリーコンディションもテスターで確認しましたが12Vの電圧も確保しており、CCA共に良好でした。

 

そこで、ローランスの画面へ入力される電圧を表示させ確認してみると、なんと9.1V・・これでは動くはずもありません。バッテリーの状態とは異なり非常に低い電圧になってる事が判明しました。

 

コンソール側魚探にも電圧を表示させ確認してみると、エレキ側ほどは下がってませんが、10Vと元電圧よりも大きく低下した値となってる事も判明。

目視での確認ではメイン電源ケーブル損傷が無いことから、大型魚探取り付けで流れる電流値が大きくなり、古く劣化したアクセサリー電源ケーブルへの電流が大きくなった事で、アクセサリー電源の電圧降下する事が原因と判断致しました。

 

消費される電流値は決まってるので、電圧降下を抑えるには許容電流の大きい電源ケーブルが必要な事から、魚探用として新たに電源ケーブルを敷設することをご提案させていただきました。

 

コンソール、エレキ側共に機器が接続しやすい用各所にターミナルを設けつつ、直接バッテリーから魚探用電源を敷設しました。

また新しいケーブルの敷設でバッテリーへの接続端子が増える事を防ぐ目的で、バッテリーストレージにもターミナルポストを設け、パワーポール等の各種電源ケーブルの整理も併せて行いました。

敷設後、各魚探を全て電源ONとして電圧を確認すると・・コンソール側で10Vから12Vへ改善

問題だったエレキ側のHDS-12 Gen3のほうは・・9.1Vから12Vへ大きく改善することができました!

今回の魚探用電源ケーブル敷設でアクセサリー電源と完全に分けた事により、健全なバッテリーであれば他のアクセサリーを使用した状態でのエンジンスタート時も魚探の電圧低下が軽減されます。また年式の古いボートではケーブルの劣化や、大型魚探を想定した容量の大きいアクセサリー電源ケーブルとなってない事もありますので、大型魚探を複数取り付ける場合は、電源の改善も併せて考えなければいけないかもしれませんね。

 

当店ではレンタルボートセットからバスボートまで、お客様のご要望に合わせた、魚探の組み合わせのご提案や特殊な設置のご要望、ご購入後の操作方法のレクチャーまで対応致します。ぜひご相談ください!

 

このほどは施工依頼ありがとうございました。

 

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LOWRANCE HDSシリーズ導入とネットワーク構築

ローランスのアウトレットキャンペーンを機会に、魚探システムのアップグレードをご依頼頂きました。
ボートはRanger518vxです。

 

フロントに視認性に優れた大画面のHDS-12 Gen3

 

コンソールは従来フロントで使用していたElite-9 Ti移設と共に、高速処理・高解像度液晶のHDS-9 Carbonを新たに導入し、ダッシュボード用ストライドマウントダブルにてサイドバイサイドで設置しました。

3台のローランスはNMEA2000で接続しウェイポイントの同時入力、前後のHDSはイーサネット接続で振動子の共有を行う事が可能としてます。

 

お客様のリクエストで、コンソール魚探の設置角度をドライバー側へ傾け反射による見ずらさを軽減する工夫をさせていただきました。

当店ではレンタルボートセットからバスボートまで、お客様のご要望に合わせた、魚探の組み合わせのご提案や特殊な設置のご要望、ご購入後の操作方法のレクチャーまで対応致します。ぜひご相談ください!

このほどはご購入、施工依頼ありがとうございました。

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